掴め 共に見上げた夢を

関西ジャニーズJr.の室龍太くんを応援するブログ。

ANOTHER&Summer Show 8月13日1部 感想

今回の松竹座は私にとって2度目の松竹座でした。

関西Jrの舞台を観るのは初めてで、始まる前は私が緊張していました。



〜個人レポ〜


◎西畑大吾

さすがは朝ドラや舞台に出ている実力派。
一人芝居のシーンは外部の舞台かと思いました(行ったことありませんが…)。松竹座のレベルを超えていたと思います。他のメンバーがどうというより、大吾のレベルが高すぎる。
歩き方一つにしても静かに歩いたり音を立てて階段を登ったり。
Darknessでは踊りも上手になった感じがしました。
2役の早着替えも言い回しも完璧で。
関西に置いておくのはもったいないな、と。


向井康二

漂着した少年たちをまとめる役、弟を想う兄の役がぴったりでした。
恭平が死んだ時に、冷たくなった腕を優しく擦りながら語りかける姿が印象的です。「恭平の心が弱かったんや」と明るく言うのですが、自分にそう言い聞かせているような、でも風雅に続いて弟である恭平までも守れなかった悔しさを悟られないようにするためかと感じました。
どんどん鼻声になっていたので双眼鏡で必死で覗いていたら本当に泣いていたのだと思います。
オーディションのシーンでは16年組オカザキコタロウくんが途中で泣きそうになるハプニングがありましたが、その後サッとフォローを入れていてさすがだなと思いました。


◎大西流星

正直、流星があそこまで上手に演技ができるとは思っていませんでした。去年の少年たち、ドリステで積み上げてきたものを発揮していて、後輩が多くなったからかぐっとお兄さんらしさが増したと思います。ただ、本人も言っていましたが少し早口になってしまっていたのが流星の課題かなと思いました。しかし、落ち着いて自信を持って演じているのが彼の良さ。同年代の子達にはかなり優っていると思います。
リチャードのエドはるみのモノマネの後、自分もモノマネをしたり、アドリブにも対応できる辺りが成長したなと思いました。


室龍太

「年齢的に島の長になると思うんですよね」
まだ配役が決まっていない時のラジオでそう言っていた龍太くん。きっと年齢の問題ではないんだろうな、と思いました。龍太くんにしか演じられないと判断されたような気がします。
去年の少年たちで演じた看守長は彼自身もかなり試行錯誤したと言っていました。その結果がこの配役に繋がったのではないか、と。
普段は声が高いのですが、長を意識してドスの効いた低い声にしたり、少し気だるそうな動きでわかりやすく工夫していました。
オーディションの場面では堅苦しい空気を一切取り払って康二(コニーさん)と晴ちゃんのボケに声を上げて笑っていて、やっぱり安心するんだなと思いました。


◎藤原丈一郎

外部の舞台で学んできたことをぶつけていました。
大吾と2人のシーンは圧巻でした。無線機で連絡を取るシーンでは、切羽詰った焦った演技に圧倒されました。声の出し方も一つ一つの動作もすごいとしか言いようがない。
本編だけでなくショータイムでも感じましたが、今後の関西を背負っていく主要なメンバーになっていくのだろうなと。もしかしたら大吾とツインセンターになるのかもしれない。それでもきっと期待に応えることができるのが藤原丈一郎なんだろうなと思いました。


◎朝田淳弥&草間リチャード敬太&大橋和也

3年前にKin Kanが演じていた役を引き継ぐ形になった3人。しかしKin Kanのように3人で1つと感じがなかったのはやはりFUNKY8のうちの3人という意識が強いからでしょうか。
リチャは普段から漫才をしているからかアドリブに対応できる対応力、淳弥くんは役に入り込む真っ直ぐな演技、大橋くんは演技をしていても誰もを笑顔にさせる魅力。それぞれの良さが引き立っていました。
日本に帰れるとわかったシーンで大西と順番にハグをした後、3人もお互いを強く抱きしめます。セリフにはなかったけど3人は常に一緒にいたので、島にいる間は日々支えあっていたのかなと感じました。淳弥くんに至っては涙が止まらなくて、何度も涙を拭っていました。


◎高橋恭平

初日にレポを読んだ時、この配役に驚いたと同時に納得もしました。
春の松竹から事務所が道枝ではなく高橋を推しているという話を聞いていたので点と点が結びついたように思いました。
まいジャニで不器用に、決して上手いとは言えないダンスで踊る姿には不安もありましたが、今回観劇をして不安なんてなくなりました。
3年前の永瀬と同じ役をしていることもあり、2人が重なりました。どことなく似ている2人。入所から2年しか経たずに大役を任されたという点も同じです。
今回の松竹座、全体を通してソロ曲があるのは西畑、向井、大西、室、そして高橋だけです。丈くんですらソロ曲はなかった。そんな中、毎日違うセリフを考え、ちびっ子達を後ろに付け、永瀬と同じ衣装を着て堂々と踊る彼の姿には驚きを隠せませんでした。きっとプレッシャーも大きかったはずです。それでもやってのける恭平には丈くんと同じような期待をされているのだろうなと感じました。


◎道枝駿佑

島の少年を演じるみっちーの周りには常に長か末澤、今江が傍にいます。それだけ“島のため”に大切にされていたのかなと思いました。元気良く長尾達の元へ行ったり、大吾を助けたりする姿には子供らしく人懐っこい印象でした。きっと島にいなかったらみんなの中心にいるような子だったんだろうな。
みっちーは表情や動きだけで演技するのがすごく上手だと思いました。大吾を助け、水を飲ませるシーン一つにしても、間がちゃんとわかっていて勉強熱心なみっちーなりに考えたんだろうなと。流星がこの夏の課題としている無言の演技をこなせるのは本当にすごいと思います。
長尾とのカナシミブルーではダンスもレベルアップしたように感じました。


◎長尾謙杜

14年組が入所した頃、私はみっちーだけがずば抜けてできる子だと思っていました。事務所の扱いとしてはそこに恭平が追いつき、追い越した感じがしていました。長尾は少し遅れている、とばかり思っていました。
ですがこの舞台を観るとその考えは180度回転しました。彼の優しい人柄が演技にも表れ、感情も込めてセリフを言っていました。恭平が死んだ後はお兄ちゃん組の中にまだ舞台やダンスの経験が浅い長尾が残されてしまうのですが、その後の劇中歌でお兄ちゃん組に混ざり、難易度の高いであろうダンスを必死に踊っていました。少し遅れていると感じる部分もありましたが、あのメンバーの中に混ざって踊るのは彼にとっても自信になると思います。


◎大西風雅

3年前のANOTHERを観ていないのでわかりませんが、船から落ちるマサル役を丈くんがやっていたことは知っていたのでそれなりに重要な役なのだろうと思っていました。知った時は、まさかその役を風雅が演じるなんて…と驚きました。14年組とはいえ、ステージに立つようになってまだ1年も経っていません。事務所はよほど風雅を推したいんだなとぼんやり思っていました。
しかしいざ観てみると、長いセリフもしっかり言う風雅はこれもまた期待に応えられる子だなと思いました。セリフの途中で噛んでしまっていたのですが、焦る様子も無く、すぐに言い直していました。これから活躍の場をどんどん広げていきそうです。


◎正門良規

バンドメンバーは基本的にみんなと関わろうとせず、対立する役です。ですが正門くんだけは康二達に協力的で。淳太が演じていた役と似ていた気がします。
葉っぱ隊の時、何かが落ちているのを発見した正門くん。さりげなく拾い上げ、すぐにポケットへ入れていたのですがその一連の流れが一瞬でした。プロとして当たり前なのかもしれないですが、あまりにも自然で感心しました。




とりあえず思いついた人を上げてみました。

他にも真鳥くん、末澤くん、古謝くん、今江くんや晴ちゃん柊和、大晴にも思うことはたくさんあります。もちろんちびっ子達にも。


一つだけ言えることは、今の関西Jrなら何にでもなれる。伝説の舞台やジャニワを1年間で続けてできるなんてことはもうないと思います。

今しかない。

今ならいける。

こんな機会は後にも先にもない。今の関西Jr.が自分達で掴み取ったチャンス。

応援させてください。一緒に夢を追いかけさせてください。

ありがとう関西Jr.。